マクロビオティックとは?
こんにちは。
今日は、マクロビオティックって何なの?何で今なの?
というところから入りたいと思います。
ちなみに、この前のマクロビお料理教室で作った料理はこちら。
美味しかった~
マクロビオティックとは、
「ひとつの食事法ではない。そして、窮屈な食事法ではない。人間本来の生活と食事法である。」-----久司 道夫
これは、マクロビオティックを一躍世界に広めた、久司道夫先生の言葉です。
といっても、これだけ聞いても分からないですよね~。
何でも偏った生活はよくありません。
バランスよく食べないと!!
でも何も考えないでご飯を食べると・・・・
今の日本庶民の食卓は、バランスの良い自然界の食事と言えるのでしょうか?
マクロビオティックを栄養学の面から見てみます。
5大栄養素
● 糖質 ・・・ 炭水化物である穀物、イモ類。特に炭水化物ダイエットと言うように、何の炭水化物を食べるかによって、だいぶ体に影響がありそうです。
● 脂質 ・・・ バター(動物性)、ラード、大豆油、ごま油、菜種油、オリーブ油。穀類、豆類、牛乳、卵などにも。
肉類、魚類でも脂質は取れます。
● タンパク質 ・・・ 肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品
良質なたんぱく質を取るには?特に、卵が良いみたいです!そして、青魚。ナッツ、海藻など。
● ミネラル ・・・ 下記写真参照
● ビタミン ・・・ 下記写真参照
これが、5大栄養素です。
この栄養素は、動物性、植物性どちらからも摂取する事が出来ます。
今までは、考えずに食べていても良かったかもしれません。
では何で今、マクロビオティックの観点を取り入れて食事を改善していった方がいいのか?に触れたいと思います。
BSE(狂牛病)や遺伝子組み換え食品
上記5大栄養素に含まれる、動物性食品に関してですが、産業化した日本(日本以外でも)では、スーパーで普通に売っている動物性食品に疑問視されています。
それは、多く・早く出荷する為に、自然に反するような成長をさせるエサを与えていることです。
例を挙げると、数年前に話題になったBSE(狂牛病)です。
これは、牛に与えたエサが、牛を加工したエサだった為起こってしまった病気です。
人間が人間を食べているのと一緒ですよね。怖いです。
また、遺伝子組み換え大豆やトウモロコシなども良い例ですね。自然に反して大量生産を望んだ結果、自分たちを苦しめる結果になってしまったのです。
遺伝子組み換え大豆やトウモロコシは、皆さまも知っているように強い発がん性の食品です。
(あえて言いますと、コンビニのスナック菓子系に使われているコーンスターチの多くは遺伝子組み換えのトウモロコシを使用しています。)
このように、人間は自分たちの都合で、自然界に反する事をやってきました。
それが今、あらゆる所で見直されてきています!!!
最近では、放牧牛など自然に近い形で育った牛さんや豚さんが人気ですよね~(笑)
一粒万倍
私たちは、「一粒万倍」
1つ(地球)から2つ(植物と動物)へ。そして、何万倍もの分化により今があるという意味。
それが、マクロビオティックです。
そうすると、
あまり多く取れない動物性のものは、たまに食べるご馳走。
海に行ったときに採れたものを頂く、魚介類。
毎日畑でとれる季節の野菜や、1年に一度の収穫で保存のきく穀物は、日々の食事に。
この考え方なのです。
現代なんだから、毎日食べればいいんじゃない?そう思う方もいると思いますが、先ほどにも述べたように、現代の食生活になるには人間のエゴが多く入っています。
本当に、そのままでいいのでしょうか?
まだまだ関心する考え方はありますが、それはまた次回。
偏ったマクロビオティックの考えを持っている人は多いかもしれません。
マクロビオティックには、何がダメとか、絶対こうしなさいという考えは一切ないので、その部分をお伝え出来ればいいなぁ~と思います。
次回は、なんで私がマクロビオティックに興味を持ったか、実践するとどんな体質改善が出来るのか?をお伝えしたいと思います。
私の普段の食事。

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